2014年 11月 18日
お待たせいたしました!報告ブログ😄 |
11月9日
残念ながら、あいにくのお天気になりましたが、
場所の融通がつくのと、この日の為にと色んな方々が準備して下さった事もあり、
あえての催行。
東京から、神戸からも、前日から泊り込みで、早朝から準備を始めてくれた
FIWC委員会のメンバー達。綿密な個人タイムスケジュールも組んで、自分達の
ブースもありながら、「ええじゃないか市」の幕張などの準備、雨の中、一日を
通しての駐車場誘導、午後からの裏方、表方⁈盛り上げ方!そして子供達の相手と、
大活躍、本当にお疲れさまでした。ありがとう💓
又、雨天ながら、キャンセルもせず「ええじゃないか市」に駆けつけて下さった
ご出店の皆さま、他沢山の地元のボランティアの皆さまのご協力、本当に
ありがとうございました。💖
想定外の忙しさに、記録が間に合わず、まだ未収の画像もありますが、
とりあえず、当日の雰囲気をお伝えいたします😄
決してイベント日和ではなかった中でも、たくさんの素敵な画像、映像を記録して下さった方々にも本当に感謝いたします。
第一回「ええじゃないか市」光景
さんのオリジナル-Tシャツでみんなが揃えて、演技を披露しました☺️
悲しいけれど、この愛西市の私たちも、近い将来、原発震災、被災の当事者になるかもしれないのだから。そんな気持ちも込めて…
東京や神戸などからも応援にかけつけてくれた若者たちと地元の方々との
交流や、こども達が大切にされる光景が、随所にみられた温かなひと時…
そして、少し視野を広げて、フィリピンの昨年の大水害と日本との関係。
FIWC委員会からは岡山「長島愛生園」入所者の作品をお借りしての、
ハンセン病快復者の今を伝えるメッセージ。
三重県芦浜からは「芦浜原発」計画撤廃闘争38年の歴史を紙芝居にしての
カミシバラー中村ミキ&エナメル・ユージ(ギター)の熱演。
あの3.11以降、放射能被災からの避難で愛知県に居住しておられる方々
「あゆみネットワーク」の若いママ達からのメッセージ。
誰もが大切な家族と共に暮らしていけると思っていた毎日が、あの3.11を境に持って
あっけなく崩れ落ちた、その苦悩を毅然と語っておられる姿に、そこまでに至る
涙と絶望を想い、涙をこらえきれませんでした。
その苦悩と、我が子の将来への不安を抱えながらも、“語り部”になろうとしておられる
彼ら、彼女らのメッセージを、今回聞き逃した方も、是非、どこかで聞くチャンスを
持ってほしいと強く思います。どこかの研究者でも、大学教授でも、ましてや、政治屋
さんでもない、私たちのすぐ隣にいる、幼子を抱える若いママが、その苦悩を乗り越えて、誰も責任を取らない原発事故について、その責任を問う裁判に立ち上がっておられます。彼女は、大きな悲しみと怒りを抱えることになった、沢山のパパ、ママの気持ちを代表しておられるようにも思います。
遥か遠いチェルノブイリではなく、「私たちも、明日、こうなるかもしれない」などと
一体、誰が想像できたでしょうか?でも、この国に、同じ時を生きているという事は、
貧富に関係なく、こうした”当事者性”をも引き受けていくのだということが、その日のメッセージからも、ひしひしと伝わってきました。
この日、FIWC委員会の若者達が伝えてくれた、百年前にこの国が国策として始めた
「ハンセン病隔離」という《棄民》。それは、様々な公害、差別と決して無縁ではなく
この国の繁栄を支える底流となってきた現実。
そして、三年たっても、誰も責任を取らない、究極の“公害”として現れたのが、「原発震災」。この福島原発事故だけでもまさに「生きるも地獄」の、何十万人という
《棄民》が始まっていることを、身近なこの「ネットワーク」の方達のメッセージは伝えてくれました。
また、自分たちの目先の利益、心身共の大きな痛手に囚われず「大切なものを、
けっして、お金に代えなかった」芦浜住民の38年に及ぶプライドをかけた闘いも、その至近距離に位置する私たちが、決して忘れてはならない事実です。
「人間の《尊厳》とは何か?」という深いテーマを持って展開した「てらこやひろば」
<第二部>は又、このお寺の属する宗派で、一年で最も要とされる法要「報恩講」に
因んで、本堂の阿弥陀さまの前で展開するにふさわしい催しとなりました。
それらの貴重なメッセージに耳傾けながら、思いを馳せることから見えてきた
自分たちの過去・現在・未来…
今や逃れられない「当事者性」に、私たちは、どう向き合っていけばよいのか?
お天気さえよければ、もっと多くの若い人達、パパ、ママ達にも一緒に
聞いてもらえたのに、と無念でなりませんでした。
そして、気軽に足を運べる、こうした機会が各地域に増えていけばいいなと思います。
単なるモノの売り買いでもなく、単なる演芸発表でも、講演会でもない
不思議な温かさが通う一日でした。
お天気などお構いなく、この日、お互いを「ええじゃないか」と認識し合ったことから
何かが生まれ、何かが始まっています!
当日、来れなかった方も、このブログを見たことから何かが始まってほしい!
そんな事を願って、今後も「ええじゃないか市」➕ α の企画を継続
していきたく、皆さまのご意見、ご協力をお待ち申し上げております💖
<追記>
フェスタ午後には、出番がありませんでしたが、
今回、名古屋大学大学院准教授の日下渉(くさか わたる)さんが、
「ええじゃないか市」で、FIWC委員会と共催ブースで、
ご自身の研究課題にも関係ある、フェアトレードプロジェクト、
フィリピンのココナツオイル製品を何点か出店してくださいました。
それが、とても良くって、以降、ハマっておりますが(笑)、
今回、改めて、フィリピンの大水害と、日本の関係を詳しく知ることに…
ということで、この素晴らしいプロジェクトを紹介、支援してきたく、
この製品を継続して紹介していけたらと考えております。
まさに、今、ブーム到来のココナツオイルですが、
製品のレベルも高く、しかも、フェアトレードで、生産者である
貧民の支援にも繋がる製品ですので、ご希望のかたは、是非、お問い合わせ下さい。
お化粧しない人にも、赤ちゃんから、お年寄りまで、安心して使えます!
リップクリーム・オイル・石鹸・シュガーなどなど…
パンフも預かっておりますので、興味のある方は、お声かけて下さい!
詳しくは、後のブログにて😄
おりしも始まる衆院選。
今度こそは、私たちの、そしてこども達の未来を確実に決めることになる今選挙。
私たちの【当事者性】は、権利でも義務でもある、たった一票の、
地味だけれど、地道な投票から!!
誰にも等しく与えられた、この一票に、心をこめて、未来への願いをこめて…
どうぞ、目先に捉われず、もう少し先を想像して、
若い人達も、パパママ達も、どうか、どうか、投票にお出かけ下さいね!合掌 💞
by eejanaika-ichih
| 2014-11-18 10:32